今日からこの桜学園に転入してきた
高校2年生の倉木里桜です
私はさっきからこのセリフを言っている
いくら、お嬢様でも慣れないのだ(泣)
そう私は倉木財閥の令嬢なのだ!……
でも慣れないのだ(泣)
本当だったら、転校なんてしなくてもいいはずなのに……



昨日
里桜side
「里桜~」
「早くしなさい………りぃ「はぁーい」…」
「遅いじゃないもう っ……でも可愛いわ♪」
「あぁ、それなら2人に自慢できるな♪」
いつもは、自慢できないのかよっ
これから、2人の古い友人に会いに行くらしい
二人だけ先に来ていた
「梨絵ぇ~遅くなってごめんなさぁ~い」
「ふふふ美伶らしい謝り方ね」
誰ですか?私の前にいる人は……一言でいうと
美人、綺麗いや綺麗すぎる……
「はじめまして、私は栗生梨絵クリュウリエです」
「はじめまして、里桜です」
はいっニコ
「ふふふ知ってるわ可愛いっ♪」
ギュッ
く、くるしいってか栗生?!あの財閥のぉ!?
「お母さん遅くなってすみません……その方を放してあげては?」
「あらもう来たの?」
「お母さんできるだけ早くとおっしゃったので」
「そうね里桜ちゃん、私の息子慶斗ケイトょ」
ふーんさすが梨絵さんの息子ね
「はじめまして、慶斗です」
「はじめまして、里桜です」
はいっ笑顔!

慶斗side
急いで来たら母さんが誰かを抱き締めていた
「お母さん遅くなってすみません……その方を放してあげては?」
というと
「もう来たの?」
母さんがいそげつったんだろ
「お母さんができるだけ早くとおっしゃったので」
てかその女誰だよ!
「はじめまして、里桜です」
その女はニコッと笑った
ふぅーんってこの女トップモデルの里桜じゃねぇーか?
「ヴッヴン早速だが二人に結婚してもらうというか、許嫁なんだ」
「ぇ?」
「里桜ちゃんあのね、二人には高校卒業したら結婚してもらうの♪」
「決まったことなんだよかったな、慶斗!こんなに可愛い娘がもらえて」
「「はぁーーーーっっ」」
二人重なった
「あら仲がいいのね♪」
どこがだよっっ!
「お母さん何いっての??」
「だから許嫁の慶斗君ょ」
「梨絵そろそろ?」
「ふふふそうね♪」
「ほら行くぞ、慶斗!」
俺ついていけない………
「里桜もよ?」
呆然としてる里桜
「里桜さん?里桜さん??」
「ぇ?」
「行くそうですよ」
「あっはいっ教えてくれてありがとうございましす」
ふぅーんありがとう言えるんだ