あいつ。

ゆんちゃんと付き合い始めて半年がたとうとしていた


音楽の授業の時
ななとひかりがクリスマスの予定について話していた
そう言えばクリスマスが近くなっていた
ななとひかりはクリスマス部活があって彼氏と一緒に過ごすことができないと言っていた
ゆんちゃんもクリスマス部活あるのかな、
なんて考えながら話しを聞いていた


そんなときゆんちゃんから
クリスマス部活あるから、と言われた
だからイブ遊ぼって。
ホントはクリスマスに遊びたかった
だけど部活だから仕方ないから
イブ楽しもうと思った


イブの日、ゆんちゃんと一緒に遊んだ
ゆんちゃんちに行った
ゆんちゃんはケーキを作っていた
なにも作れないウチはなにか作ってあげようと思ってもなにも作れない


ケーキ作るから部屋で待っててって言われた
でもゆんちゃんと一緒にいたくて
かまってほしくて
一人になるのが寂しくて。
何回も見に行った
でもあっちいっててって言われた
ぎゅーして
ちゅーして
ゆんちゃんは忙しいのにウチの言ったことに応えてくれた
力いっぱいぎゅーしてくれた
それが嬉しかった
ゆんちゃんの腕のなかにいると
いっつも安心できた
自分を必要としてくれてるって
抱き締められるとゆんちゃんに愛されてるって
そう思えた


ウチは黙ってゆんちゃんの部屋でゆんちゃんを待っていた
音楽かけてもいい?って聞いたら
ダメだって言われた
iPodじゃなくて湘南乃風ならいいよ
って言われたから
湘南乃風の曲流しながら待っていた
なんでiPodだめなんだろって思ったウチは
こっそりiPodを見た
そしたらクリスマスソングが流れるようになっていた
これを見たウチは正直泣きそうになった
それをこらえながらケータイをちょしてゆんちゃんを待った


ちょっとやの開けて
ってゆんちゃんの声が聞こえたから
ドアを開けた
そしたらゆんちゃんはケーキを持って立っていた
ゆんちゃんは部屋に入って机の上にケーキを置いた
それを見たウチはゆんちゃんに抱きついた
そしたらゆんちゃんは転びそうになりながらそれを受け止めてくれた
ゆんちゃんからちゅーされてウチはにやけが止まらなかった