あいつ。

ウチは高校1年生。
みんなからはあやのちゃんって呼ばれていた
これから始まる高校生活に花を咲かせながら日々の生活を送っていた。
彼氏できるかなぁ?あの子可愛いな。
いろんなことを考えながら。
みんなクラスに馴染んではしゃいでいた


それから3ヶ月たった頃、 いつものように授業が始まった
だけど誰かいない、
そう思って教室のなかを見回したら
あいつの席が空いていた
あいつは頭痛で授業を休んでいた
気になったウチはその日の夜に一言ラインを送った
『大丈夫だよ』
あいつはそう言った
ホントは無理してるんじゃないか、
そう思ったウチは
『ホントに?』
と聞き返した。
あいつはそれでも大丈夫って言った

心配性なウチはあいつのことを心配していた
まだ体調悪いんじゃないか、と


それからたわいもない話をしていた
どこ中?好きな子できた?クラス楽しい?
そんなことを話していた。


そんなとき、いきなりあいつが
『俺と付き合って』
そういってきた
うちはとくに好きな人はいなかった。
でも気になっていた人がいた。
でも気になってるだけで好きとかそーゆー感情がなかった。
『んー、、ちょっと考えさして』
ウチはそうかえした
『わかった』
あいつはそう言った
ウチは考えた。
ホントにこの人と付き合っていいの?
でもウチは彼氏がいる高校生活を夢見てた。
毎日おしゃべりして放課後には一緒に帰って。休みの日には遊んだり、
そんな日を夢見てた。
このときはとくに好きな人もいなかった。
この人と付き合ったらこの人のこと好きになれるかなぁ?
そう思ったウチはあいつに
『いいよ』
たった一言そう言った
あいつからすぐに返信がきて
『まじで?』
と、ウチがオッケーすることに驚いていた
『うん。これからよろしく』
うちがそう返すと
『おう!』
あいつはそう言ってきた
ウチは彼氏ができたことに喜びを感じていた
あいつも彼女ができたことに喜んでいたようだった
ウチは次の日学校に行くのがちょっと恥ずかしかった


次の日、学校に行くとうちらのことで学年中が騒いでいた。
ねぇねぇどっちからコクったの?
みんなから何回も聞かれた。
あいつとこと好き?
そう聞いてきた子もいた。
ウチは正直恥ずかしかった
その日はその話題で持ちきりになり、ウチは一日中赤面していた