次の日になった

今日は昨日長山に言われた通り帰っても暇な私は体育館に行く

流花にはもともと言ってあり快く了解を得ている



「西本!」


体育館までの長い道のりを歩いていると後ろから声をかけられた

振り向くとそこには長山の隣によく居る杉田が居た


「どーしたの?」


杉田はクラスでも背が高い方でこういう高さの人と付き合いたいなぁ、とか思ったりしていたら…


「あのさ、俺と付き合ってくんね?」


シーン…


「へ!?」


え?
今私なに言われた?

え?
幻聴?
ああ幻覚か!彼氏欲しさについ幻聴まで見るように…


「西本聞こえてる?付き合って欲しいんだけど…」


げ、幻聴じゃない

どうしよ、初めて告白されたよ

確かに杉田は別に悪くないと思うけど、やっぱりなんか違うような――…


「あの、さ、やっぱりす「今返事出さなくていい。ただ俺の西本に対する想いは覚えてて欲しい」

「わ、分かった」

「じゃあ、いい返事期待してるよ。フフッ」


と言い、騒然と私の目の前をさわやかに去っていった