私は席に戻りそれから黙々とプリンを食べた 長山も私の異変に気づいたのか、私には話しかけずカフェを出た カフェを出るとちょうどいい時間だった 「じゃあ、今日は帰るか。送るよ」 「うん、ありがとう」 私達の間に甘い空気なんてなくて、とんよりとした暗い空気が漂っていた 私の家が見えてきたとき、 「少し喋っていかねえか?」 長山が公園をさして言った 私もこのまま帰っちゃいけないと思い、頷いた