「健から付き合ったって聞いたとき、俺めちゃくちゃ胸が痛くなったんだ。その時、西本が誰かのもんになったって思って、俺のものにしたいって気持ちが溢れてきた」


長山が私を好き?

ヤバイ、凄い嬉しい

「今嘘だと分かってやっと伝えることができた…、ってお前は泣くほど嫌だったか?」


え?
本当だ、私泣いてる

私は長山にこの感情を伝えるために話し出した



「嫌、なんかじゃない!むしろ嬉しい!私も今日気付いた、何処かで長山を前から求めてたのに自分の気持ちに蓋してた。だから嬉しくて、涙出ちゃいました」


そう言うと長山は凄い嬉しそうな顔をした