杉田がロッカールームに戻っていったあとしばらく長山を待つと長山がきた


私は気まずくどうすればいいか分からずオロオロしていたら長山から口を開いた



「西本、健と付き合うの!?」


は?

コイツなに言ってんの?


長山は私が何も言わないのをイェスととらえたのか


「本当なのかよ…」


と一言漏らした


私は何にも言えず、
なんでそうなってんの?
なんて考えてたら西本が私に聞いてきた


「お前が俺ここに呼んだんこの話するため?」




そーだ!私が長山呼んだんだった


「お前いつから健のこと気になってたんだよ!」


え?
てかさっきの質問答えなくていいの?


そして長山は私に聞こえるか聞こえないか分からないほど小さい声で


「俺のほうが好きなんだ」


え?え?

いま何て言った?


「長山、今なんて言ったの?」


私はようやく口を開くことができた


「もうお前には関係ないだろ、健のもんなんだから」


長山は悲しそうな顔をしながらそう言った