だから鈴汰に近づけさせるのは嫌だけど仲直りしてほしい、と西本に言った


すると西本はしばらく考えて頷いてくれた


最後に体育館に来れば?と言い、俺は部活の方へと向かった



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コーチの話を聞いているときちょうど西本を見つけた


西本を見つけほっとしたのもつかのま、俺は嫌な気持ちに呑まれた


西本が鈴汰に何か伝えていた
鈴汰はそれに対して頷いていて、俺に気づいてくれない西本に腹がたち鈴汰に嫉妬を覚えた


練習が終わりロッカールームに行く前に廊下にある冷水機に行こうとしたとき、立っている西本を見つけた