俺は言ってから凄く後悔したが後悔しても後の祭り…


「別にアンタの彼女になりたいなんて思ってないわ」


と西本が言った

確かに西本はいってない

俺が全て悪いことだと知っていたが、予想外にこの言葉は俺の心にグサリときた


俺は謝ろうとしたが途中で西本にさえぎられ、遂には西本の家に着いてしまい西本は家の中へ入ってしまった


俺は仕方なく今日のところは帰った




――――●○●―

次の日の朝



西本が教室に入ってきて、俺達は目が合った

が、そらされてしまった


しかし俺達は席が隣なのでいつでも喋りかけるチャンスはあるわけであまり焦りはなかった




モーニングホームが終わり、俺は西本に声をかけた


「あのさ」


西本の目を見ながら俺は話した


しかし


「私は気にしてないから」


と言われた

この言葉にはさすがに俺もカチンときた


確かに最初は俺が悪かったが今のはないんじゃないか?


「もういいよ、俺はせっかく素直に謝ってやったのに」


俺は言った

すると西本は俺の言葉を聞いて一瞬悲しそうな顔をした


悪いのは素直にならないお前だ


とガキな俺は拗ねて、自分の友達のもとへと行った