俺は練習着から制服に着替えてすぐに更衣室を出て廊下で待っている西本へのもとへ行った


すると西本の声が聞こえた


「私告白されたのなんて初めてでさー」


は!?西本告られたの?

って何で焦ってんだよ、俺


「まぢ!?意外だ!西本可愛いからたくさん告られてそうなのに」


この声、健?

健が西本に告ったのか?

そういえばアイツ前から西本のこと言ってたような…


そうなんだ、告ったんだ



「私背高いから。だから私、付き合うなら絶対私より背高い人がいいんだ」



この言葉を聞いて、なんか凄い胸の奥が痛くなった


なにこの痛み?


それからと言うものの西本と健の会話が終わるまで出るにも出れず、やっと健が帰って行ったとこで出れた



「あ、長山!遅かったじゃん」


西本が俺に気づいて声をかけてきた


「お、おう。コーチと喋ってた」


俺は立ち聞きしてるのを隠すため咄嗟に嘘を吐いた