次の日、朝教室に入ると一番に長山と目が合った


昨日のあれが気まずく私は目をそらした
しかし、私達は隣の席
私も謝らないと行けないといけないことは自分ではちゃんと分かっていた


はずだった





私が席に着いて一時間目の準備をしていると隣から視線を感じた


私が長山の方を見ると案の定長山がこちらを見ていた


「あのさ」


長山が私に話しかけてきた


「昨日のあれさ勘違「私はきにしてないから」


あーやってしまった

私も謝ろうとしてたのに。
なんで素直になれないんだろう?


長山の方を見るとやっぱり怒っているようだった


「もういいよ、俺はせっかく素直に謝ってやったのに」


そう言って長山が友達の方へ言ってしまった


私は今さらながら自分に腹がたった


もう遅いのに…