僕の名を呼ぶ君の声




「じゃあ、家ここだから
送ってくれてありがと」

「毎日エスコートしてあげるよ」

「遠慮しとく」

「好きな人守るのが俺の仕事なんで」

「はいはい
じゃあね」

「朱音ちゃん」

「なに」

「今日素直だったから、いつも以上にかわいかった」