僕の名を呼ぶ君の声




「朱音ちゃんの右手ゲット~☆」

「は?」



そのときにはもう、あたしの右手は彼の左手に繋がれてた


「やっと手繋げた!」

「今日…だけだから」

「やった!明日も繋ごーっと」

「だから今日だけだって!」

「あーあー、聞こえなーい」




やっぱりバカ




でも、ちょっと、っていうかすごく見直した1日だった