僕の名を呼ぶ君の声




「あっちいって」

「やだ」

「目障りなの」

「俺、どこにも行かないし」

「だから!ここから消えて」

「だからやだって言ってんじゃん」

「もう!どっか行っ……………





言い終わる前に、抱きしめられてた

彼の体温を感じてた