1度はやっぱり気まずくなってしまったけれど

私達はすぐ元通りになることができた。

それはたぶん晴斗の優しさだと思う。

今ではお互いを名前で呼ぶまでに回復した。

「うん。またね。晴斗!」

晴斗は手をひらひらとさせて返事をしてくれた。