「はっ?結局彼女じゃなかっただ?

しかも次は自分が彼女だ?

あんたさ私のことバカにしてんの?」

紅音が半ギレに言った。

「まぁまぁ、いいじゃないの。紅音。

早紀があの人にとられて寂しいだろうけど

親友の幸せを見守ってあげなさいよ。」

と弥生が紅音の背中をパンと叩いた。

「べっ…別に…そんなわけじゃないわよ!」

てか痛い!とかいいながら

紅音の顔が真っ赤になる。

「別にあんたが幸せになるのがいやってわけじゃないけど…

たまには私とも遊んでよね。早紀。」

そういうと紅音がそっぽを向いた。

「紅音!当たり前でしょ?」

そういって私は紅音に抱きついた。

「んも暑い!ウザイ!」

「素直じゃないなー。」

そうやって私達は3人でじゃれあっていた。