ピンク色の空


いつも見てる皆のイケメンアイドルの樫野くんの整った顔がすぐ近くにある。

そう思うだけで身体が熱い…

「なっ…なん…で?」

首を傾けて聞いてくる早紀に樫野は我慢の限界だった。

「好きだからに決まってんだろ?

聞きたくもない朝霧の恋愛トークにも付き合って

朝、いつも平静装って話しかけて

そんなの全部、お前の視界に入るためにやってたことだよ。」

まるで真実だと言わんばかりに

彼はもう一度言った。

「好きだよ。"早紀"。」