ピンク色の空


工さんの彼女はこんなに大人っぽくて綺麗な人なんだ。

私にはきっと…届かない…。

「早紀ちゃん?大丈夫?」

いつの間にか工さんが私の顔をのぞき込んでいた。

大好きでドキドキする綺麗な顔が辛い…。

彼女がいるなら優しくしないで欲しかった。

苦しい想いをしなくてよかったのに…

期待なんて…させないで欲しかった。

ホッといてくれれば良かったのに…

工さんは…ひどい人。

でもそれ以上に大好きな人だったのに…