確かにこんな可愛いとね。

小突かれてもね、むしろ殴られてもいいかもね。


あ、けしてMではないけどね。そこんとこ誤解なく。(笑)


「んー。でもあの二人は少々面倒かなー」


春が口元に人差し指を当てながら、うーんと頭を抱えた。


「だねぇ~」


「…」


翼はあまり危機感のないような声で答え、来斗は無言のままこくりと頷く。


「面倒って?」


私は春を見上げた。


私よりも20センチは高い背丈に、私は自分がこれほどまでのチビだったのかと思い知らされた。。