過去に戻れたら…


私も鏡越しに果夏の問い掛けに答えた。




「いいの。バッサリ切って!その代わり可愛くしてよ!!」




私が笑いながら答えると、果夏は笑顔で“了解♪”と答え、私の髪を切り始めた。




切り始めて数分後、腰近くまであった髪が肩より上の位置にある。




「結構切ったね…。」




私がボソッと言うと果夏が笑いながら私の顔を見てきた。