過去に戻れたら…

飲み潰れた私はいつの間にか、洸の背中の上にいた。




洸の横には果夏がいる。




「優、飲み過ぎ…。
洸、優重いでしょ?」




「いや、軽い。てか軽すぎる!!お前もっと太れ!!」




「太らない体質なーの!!」




そう答える。




「でも、優がこんなに潰れるまで飲むなんて珍しい。」




「うーん…飲みたい気分だった。」




「なんかあったの?」




果夏が心配そうに私の顔を覗きこんだ。