「じゃあ実紅帰ろうっか!」
「そだねっ」
「てか２人で帰るの久々じゃないっ??」
「確かに!あっ本屋よっていい？」
「いいよー」
毎月買っている雑誌が発売してるはずだから
買わないと!
とくに趣味なんてないあたしはファッション雑誌を
みるのが唯一の趣味みたいな。
今日は拓真と廉が友達と遊ぶらしく
珍しく２人で玄関に向かった。
すると
「沙良ちゃん実紅ちゃんっ!!」
呼ばれて振り向くとそこには
「友里せんぱーい!!、あ!俊先輩も!こんにちわっ」
相変わらず可愛い友里先輩と、俊先輩が一緒に
玄関に歩いてきた。
しかもよくよく見ると、俊先輩は友里先輩の鞄も
持っている。
...これお似合いすぎるでしょ。
「あらっ今日は２人なのねっ♪」
「そーなんです!!」
「どこかいくのっ??」
「あっ実紅の本屋についてくくらいです!!っていうか!友里先輩と俊先輩はこれからデートですかっ///??」
すると友里先輩は「ふふっ」って可愛く笑って
俊先輩の肩に頭をのせた。
っっ!!!...なんか、胸がくるしい。
