「「おはよ」」


「おはよ実紅」

「ん~おはよう...っ廉!!!」


「ん?どしたそんなに驚いて」



いつもの朝、昨日寝不足気味のあたし。

寝ぼけた目をこすると目の前には

廉のドアップ!!


....って、いつものことじゃん。


なんで、やっぱり昨日からなんか変な感じ。


寝不足の原因もこの変などきどきっていうか、

昨日からずっと胸が苦しい。



「いや!っ寝ぼけてたみたい...あははっ」


あたしは急いでごまかすと、

笑いながら熱くなる頬に触れた。


...あついっ。熱...かな。


でも元気だし、


やっぱり...なんかもやもやする。



するとそんなあたしを変に思ったのか、


2人で盛り上がっていた拓真と沙良も

あたしと廉の間に入ってきた。