こなちゃんが部屋を出ていった。
「みーちゃんは気づいてるんすか?」
「いやー、全く!僕らのがビックリだよ〜、ねぇヤッシ」
「頼くん、俺ら自分で言いますから、こなちゃんには黙っててもらえますか?」
「こむらさん…それは構わないっすけど、…多分大和くんでバレる気がします。」
「大和、知ってんのか?」
「まぁ、身内なんで…遠いっすけど。」
「お前ん家、ややこしいな……」
「まぁ…」
「あれ、じゃあ蒼空も〜?」
「蒼空くんのことも知ってんすか?」
「サポートメンバーだかんな」
「ああ、蒼空くんはヴァイオリン上手いっすからね」
「大和たちも連れてこればよかったね〜」
タツさんがそう言ってくれたが俺としては、大和くんも蒼空くんもこなくてよかったと本気で思う。
まだみーちゃんが知らないのに、自分が知らないとこでグアイーズが揃ってるなんて、俺がファンなら発狂してる。


