「タツくん、1番年上なんですか…?」

「うん、まぁねー」


いやいや、1番見えない。どうしよう…服、1番楽しんじゃったよ…


服…?


服…


ふ、く…?


「ああ!!!!」

「うぇ!?」

「ちょっと三人共、待っててください!」


渡すのを完全に忘れていた服。
それを探すために廊下に出る。
まだ服は部屋に持っていってない。



確か…この辺!



見つけた布の袋を三人分持って、中身を確認する。タツくん、キョウさん、こむらさんと渡す順に持ち変えながら、リビングに戻ろうとしたとき、


「ただいまー」


頼くんが帰宅しました。