「わかった…お世話になります。」
コウに頭をさげた。
そう言っている間にも考えるのは
お母さんやお父さん、ヒビトの
ことで…
ヒビトには、すぐに帰ると
言ってしまったし、
お母さんやお父さんも突然
いなくなったら驚くだろうな…
と、家族の心配ばかりだった。
ごめんなさい、と心の中で呟いた。
「リサ、ありがとう。俺が守るから。
…そうだった。とりあえず、
父さんに会ってくれる?」
えっ?
コウのお父さん?
ってことは偉い人だよね…
こんな格好でいいのかな…
「リサ、そのままで充分可愛いよ。
大丈夫だから、行こう?」
コウにすべて伝わっているような
気がして、考えるのが怖くなった。
コウに差し出された手を取り、
コウのお父さんの元へとむかった。

