「そして、セイガが目をつけてから
父さんは本気でやばいと思った。
そして、リサが18になったら
すべてを話して…その…」
コウがためらった。
黙られると聞きたくなる。
「なに…?」
その続きを求めるとコウは
ゆっくり話しはじめた。
「すべてを話して、リサを
うちで匿おうって…。
街に置いておくのも危険だから。
その、リサ、拒否権もないから…。
父さん一回決めたら聞かないから。
リサのためにもうちにいてくれない?」
すべてが唐突すぎた。
7年ぶりに出会ったヴァンパイア。
私は特別な人間でヴァンパイアの
絶好のエサであるということ。
私の血が、せっかく抑えられてきた
吸血欲求や、争いをうみ、
私自身も殺されかねない。
だから、コウの家で匿う。

