vampire rings.



「でもリサ、君は18歳になった。
蜜の匂いがすごいんだ…。
吸血欲求のない俺ですら、君が
血を流したら抑えられるかわからない。
こんなの、他のヴァンパイアが
黙っているわけがない。
うちの家のものは父さんの魔力や
自制が効くから普段の君を襲うことは
しないと思う。だが、他の家の者や
セイガは、確実に君の血を欲しがる。」







私の知らないところで、



いつのまにか、自分の身に



危険が迫っていたなんて。






「でも、吸血されても
死ぬことはないんでしょ…?」




なら、べつに血をあげるくらい…




!!!!

コウがすごい力で肩を掴んだ。




「リサはバカだよ…!!
血だっていつかは尽きるよ?
尽きたら死ぬでしょ?
そんな美味しい血、ちょっと
もらうだけで我慢できると思うの?









確実に、吸い尽くされて、




殺されるよ。」









身体が震えはじめた。



その身体をコウが抱きしめる。





「普通の血だったらそんなに
美味しくもないしすぐお腹
いっぱいになるんだけど。
蜜の味を想像しただけで我慢
できなくなるくらいなんだ。

なにより、リサの血を他の奴に
与えたくない。」







それって、どういうこと?
まだ、出会ったばかりなのに…。



「俺は、生まれたときから
リサ、君を守るために生きてるんだよ。」