vampire rings.




「でも、私たち人間を
エサというのに、ヴァンパイアは
吸血してないよね…?」



そう、あの事件以外に
ヴァンパイアの吸血を
みたことも聞いたこともない。





「ああそれなんだけど…
ヴァンパイアが吸血して人間が
死ぬことはないし、ヴァンパイア
だって、吸血しなきゃ生きてけない
わけじゃないんだ。
あんまりのまなくなった、って
いうのが正しいのかな…。
実はヴァンパイアは俺の家が
権力をほとんどを占めていて、
他にも家柄はあるけど、
俺の、ヴァルシタン家が一番でかい。
他の家柄はしらないけど、
うちでは人間のメイドや執事が
何人かいるんだ。
捨てられている子を拾ったり、
自ら出向いてきた者もいるけど。」





コウ、おぼっちゃまだったんだ…。




「で、俺はほとんど吸血欲求がない。
というか、ほとんど今生きてる
ヴァンパイアは吸血欲求がないんだ。
だけど、たまに情緒が不安定に
なって欲するときがあるから、
そのときはメイドや執事から
もらってる人もいるよ。」



「でも、セイガは…!」









そう、いくら元が欲求がなくて
たまにお腹が空いてしまうなら、
家に使えている人の血を
もらえばいいのに。

セイガは家ではなく、
街にきて吸血していた。