なぜここにいかなければならない と思ったのかはわからない。 でもなぜか、足がここにむかっていた。 あの7年前とはちがって、 血もない、人もいない、 静寂だけがのこされていた。 「ほんとにここまできちゃった…」 その場について落ち着いてみたら自分、 なにやってるんだろうという気持ちに 襲われて、帰ろうと踵をかえした。 そのとき、ふわっと風がふいた。 「リサ、どこいくの?」 そういって後ろからお腹に 手が回され、抱きしめられた。