それでも君が好き

緊張して、うまくしゃべれない

「えっと…
俺、昨日は考え事してて
今日ちょっと会えないか?」

嘘?
いきなりチャンス到来

「いーよ」

緊張しながら答え、電話を切った




「お待たせ!」

私の家の近くの公園で、聖徳は待っていてくれた

「毎回遅いかんな、お前」

「だって何着ていくか迷って…」

これ言うと、私が聖徳を好きなのバレちゃうかも