いきなり声をかけられたのでびっくりした。 後ろを振り向くと、いつの間にか琉生くんが起きていたようだ。 「サッカーの試合みてたんだけど・・・」 「好きなヤツでもでてんの?」 「いや!好きな人なんて・・・いないよ」 「ふーん」 そう言ってまた寝てしまう琉生くん。 好きな人に好きな人を聞かれるって 一番困るよね。 だって、