初恋の人へ。



・・・のだけれど、
琉生くんのまわりには
たくさんの女子がいて近寄れる状態じゃない。


やっぱり、2人のところに戻ろう。
そう思ったとき


「沙良!」

琉生くんが私を見つけ、目が合った。