「琉生くんは?」

「大吉」

「えーっ!!いいなー!」



そう言って琉生くんのおみくじを覗き込む。

恋愛のとこに・・・何書いてるんだろう。



「おい、見んな」

「えーっ」




結局、恋愛のところに
何が書かれているかわからなかった。



私はどうだったんだろう、と思って

再び自分のおみくじを見る。