初恋の人へ。




「行ってきます!」

「できるだけ早く帰るようにね」

「はーい!」




家を出ると、

そこには葉月がいた。




「葉月!待っててくれたんだ」

「うん!久しぶりだね、沙良!」

「ほんと、久しぶり~!」




苦手な勉強をずっとしていて
疲れているかな、と思ったけど
相変わらず元気そうで、安心した。