「そういえばさ、俺達が始めて会ったとき 沙良の机で寝てたよなーって」 「ああ・・・! なんだこの人って思った」 「なんだよそれ。失礼だな」 「琉生くんのほうが失礼だよ」 「ぶっ、確かにそーだな」 何を話すのかと思えば 私達が出会ったときのことだった。 琉生くんが私の机で寝てたのが始まりで、 同じ委員会になったり放課後一緒に帰ったり 本当にたくさんのことがあった。