「じゃあ、私から」

「おう」



私はなんとなく、
良さそうだと思った花火を1本取り
火をつけた。


綺麗に輝き出す花火。




「すごーい! きれい!」

「んじゃ俺も」



琉生くんは2本取り、
両手に花火を持って、振り回す。