初恋の人へ。



「んじゃ行くか」

「うん!」


私達はあの丘へと向かう。

私のテンションが高かったこともあるのか、
楽しく会話ができた。



しばらく歩いて丘に着き、

花火をする準備ができた。



「よし、じゃあ着火!」



そう言って琉生くんが
ロウソクに火をつける。