初恋の人へ。




それからしばらく
丘の上でストックと走り回ったりして
はしゃぐ私達。

まるで小学生に戻った気分になって
楽しかった。




「んじゃ、俺そろそろ帰るわ」

「じゃあまた夜にね!」

「おう」



太陽が沈んできた頃、私達は別れた。

でも、また夜に会えるとわかっている。


早く時間が過ぎてほしい・・・
そう思っていた。