私はカラオケからたくを引っ張りだし、近くの公園のブランコに座らせた。 たくは私が何をしてるのかきっとわかっていない。 だって私自身もわからないのだから。 どうしよう… 何話せばいいのかな… どうし… 「お、ぃ…」 たくが小さくつぶやくのが聞こえた。