「ちょっとだけ‼」 と李輝言う。 いや、主語がない… 「何が?」 短く言うと気まずそうに下を向く李輝。 「ちょっとだけ拓也のとこ行かね?」 とつぶやいた。 拓也のとこって部屋⁉ い… 「ぃ…やだ」 私はびっくりしすぎて声が小さくなる。