「なんで李輝が知ってるの?」 そう聞くと李輝は目を見開く。 「え⁉何‼優亜姉知ってんの⁉」 といきなり声を大きくした李輝にびっくりする。 「知ってるに決まってるじゃない。中学の頃は私と祐太と魅薇と…たくの四人でよく遊んだから。」 たく、と口に出すときに間があったことに李輝は気づいていないようだ。