「合コン、セッティングしたから。
夏美も来てね。強制参加ね」
突然そんなことを言い出すものだから、
面食らった。
「いやいや!行かないよ!
私好きな人いるもん」
「そんなこと知ってるよ。
だからこそ行くの!」
いやいや。意味わからないから。
「来て後悔しないから!」
と、顔の前で両手を合わせて"お願い!"と迫ってくる貴子。
結局、
私が折れて、
「…わかったよ。
けど、つまらなかったら先に帰るからね」
という条件付きで合コンに参加することとなった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…