幼なじみの二人。



「でもやっぱりカッコイイよね。」




『ちょ、美紀まで何言ってんの?』




美紀はあの二人に
まったく興味ないとか言ってたじゃん。




「興味はないけど、
改めて見るとやっぱりカッコイイ
よねって話よ。」




『あぁ…うん、まぁね。』




なんだビックリした。




まさか美紀まで
あの二人にあてられたのかと思った。




「二人の何にあてられるの?」




『なんか変なオーラみたいなのに…?』




ん?


あれ?



『全部声に出てるよ。』



「ウソー!!!」




美紀に指摘されて
私は机にうずくまった。