その幼なじみ二人は
私の前をとことこ歩いている。



「なぁ千夏。
さっきからどーした?」



秋斗くんこと
高刃秋斗はこっちを振り向いた。



『…別に。』



「お腹減ってるんじゃない?」



真冬くんこと
藍原真冬もこっちを振り向く。




…なわけないでしょ怒



『バカ真冬!』