幼なじみの二人。



「それはスゴイね…。」




美紀も驚いてるみたい。




キャーキャー




二人で呆然としていると
廊下から叫び声が聞こえてきた。




『王子様がきたみたいね。』




美紀は私をチラ見して
携帯をいじり始めた。




「…ね。」




私はため息をはいて机から起き上がる。




ガラガラガシャーン



「おい、千夏!」


「置いてかないでよー。」