『はい、10秒。ウチ、秋斗の事好き。だから、付き合うて』
秋斗から目を逸らさずに言った
秋斗「ウソやろ?マジで?」
ウチはうんうん、と頷いた
秋斗「ウソやろ。俺、マジで嬉しい」
ギュー
秋斗は、ウチを強く抱きしめた
『好きやで、秋斗』
ウチも、強く抱きしめ返す
秋斗「由華…」
秋斗の顔が近づいてくるー
『秋斗…』
そして、お互いの気持ちを確かめるよう
に、長い深いキスをしたーーー
パンッー
パンパンッー
はあ?
急に、背後からクラッカーの音が聞こえ てきた
『何やっとんねん』
唇を離して音のする方を見ると、そこに は将太達がいた
手に、音の原因のクラッカーを持って…
秋斗「えっ⁈ お前等、クラッカーなんか持っとったっけ?」
秋斗も驚いている
ん?
ちょっと、待って…
『秋斗、今 “クラッカーなんか持っとったっけ?”って、クラッカーに対してびっくりしとったよなぁ?』
眉間にシワを寄せて聞く
秋斗「いやっ…」
将太「だって俺等、由華が上がってくる寸前までここに座っとったからなぁ」
『ふ〜ん…』
って事は…全部見とったって事やんな?
