『…秋斗、もぉ大丈夫。ありがとぉ』
涙を拭いながら、秋斗から体を離した
秋斗「おぅ」
秋斗も、涙を拭った
『秋斗…まだ、2回しか会うてへんのに、ウチの事気付いて話聞いてくれてありがとぉな』
ウチは、そう言って、ニコッと笑った
秋斗「そんなん気にすんな。今のお前は、心の底から笑とるからな。目も生き返ったしな(笑)」
笑いながら言う
『うん。秋斗のおかげやで。
心もスッキリした。今まで、嫌な態度とってごめん…。これから、仲良ぉしてくれる?』
秋斗「別に気にしてへんから(笑)
…ってか、俺は元々仲良ぉするつもりでおったけど(笑)」
当たり前、みたいな言い方をする
『今度はウチが秋斗を助ける番やで、何かあったらゆうてな』
秋斗「おおきになぁ(笑)
何かあったらゆうわな。でも、お前も何かあったらゆうてな。いつでも助けたんで」
そう言って、ニコッと優しく笑った
『うん!』
ウチも、お返しにニコッと笑った
『あっ‼︎ もぉすぐ、アイツ帰ってくる』
チラッと時計を見ると、もぉすぐ6時だ った
秋斗「“アイツ”って…、もしかして…親父か?」
眉間にシワを寄せて言う
『そぉ!』
大きく頷いた
秋斗「ほな、帰るで…何かあったら連絡してこい。何があってもとるから」
頭をポンポン、と撫でて立ち上がる
ウチも後を追うように立ち上がる
そして、一緒に玄関まで行った
秋斗「もぉ、ここで大丈夫やで。由華は中おんな」
玄関のドアを開けて、ウチの方を見て言 った
『うん。今日は、ありがとぉ。気ぃ付けてなぁ(笑)』
笑いながら手を振る
秋斗「おぅ。気ぃ付けるわぁ(笑)」
秋斗も笑った
パタンー
ドアが閉まったのを確認して、自分の部 屋に戻った
ブォーンー
秋斗のバイクの音が小さくなっていく
ガチャッー
パタンー
下で、玄関のドアが開いて、閉まった音
がした
アイツ、帰って来たんや…
ウチは、ベッドに倒れるように寝転んだ
そして、ウチはそのまま久々に深い眠り についた
