ありがとう、そしてごめん…



「あっ!由華、ばいば〜い」
「じゃあな!」

下駄箱で、クロックスに履き替えている
と、同じクラスの子や後輩に挨拶をされ た

『おぅ、じゃあな』

そう言って、門に向かう


『ふぁ〜、ねむっ』

門をくぐりながら、あくびをする

「でっけえあくびやなぁ(笑)」

「あんな夜中に出歩いとるでやわ(笑)」


あん?


門を出て右に曲がった瞬間、後ろから声 が聞こえてきた

『⁇……あっ、夜中の…』

後ろを振り返ると、夜中に自販機の近く
で会った男達が、笑いながら立っていた

『何か用?』

そっけなく言う


何で、こんなとこおんねん……


「いやぁ、夜中ん時はちゃんと話せやんかったでなぁ(笑)」

「俺らも実は、ちょっと喋ってみたかってんけど、帰ってったでなぁ(笑)」

男達5人が、口々に笑いながら喋る


いやいや…

意味わからへんし…(苦笑)


『ちゅーか、何でここおるってわかったん?』

眉間にシワを寄せて聞く

「“何で”って…、夜中に自販機おるってことは、ここの生徒かなって☆」

満面の笑みで、夜中にウチの腕を掴んだ
男が言った

ウチが夜中に居た自販機は、ウチの通っ ている学校から徒歩1分くらいの所にあ る