「ここだよぉ!!」



知恵子ちゃんが立ち止まった。




チカチカと光る看板にはこう――



書いてあった。

―――――手術室・・・と




「なっ!!こんな所にいる訳!!」




「本当にいたもん!!」




知恵子ちゃんは声を張り上げた。




今にも泣きそうな顔をしている。





本当にいるの―――?




美樹――――――・・・